こんにちは!
日本メンタルコーチング学院 学院長の三浦です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
東京では、あちこちで桜が満開となり、
最高のお花見日和、お散歩を楽しめるはずの週末ですが、
今年は新型コロナウイルスによるパンデミック防止のために、
関東や日本各地で”週末の不要不急の外出自粛要請”が出ました。
お仕事をテレワークにしている方も、
行かないと仕事にならない方も、
そして、学校が休校から春休みに入った子ども達も、
もうすでに我慢をしながら生活をしているところに、
さらに週末、ストレス発散にお散歩にも行けないという規制は
もはや家の中がカオス状態になっているご家庭も
少なくないのではないでしょうか。
長引くコロナ自粛ムード
普段は温厚な人でもイライラしています
いつもは穏やかで、ニコニコしているお子さんも、
いつもは優しいお父さんもお母さんも、
家の中で癇癪を起したり、
パニックになることがあります。
あるご家庭の、いつもは温厚な小学生の女の子。
「お友達の家に行って遊びたいなぁ。」と言うので、
「いや、そんなのダメに決まってるでしょう?
みんな我慢しているんだから、しょうがないでしょ。」
と、優しく言ったつもりが、
「もーー我慢できない!!」
「もう、やだーーー!!!」
と、しばらくパニックになったというお話を聞きました。
あるご家庭では、アウトドア大好きなお父さんが、
「こんな時だからこそ、みんなで山登りに行こう!
○○山なら、人も少ないし、外だし、大丈夫だろ?」
と話したところ、家族全員から非難の声。
「お父さん、何考えてるの?場所じゃないのよ。出かけちゃダメなの!」
そう娘さんに言われ、急にキレたそうです。
「なんだよ!いつもみんなでお父さんの言うことを否定してきて!もういい!!」
と拗ねてしまったとのこと。
これも一つのパニック状態です。
どちらのケースも、自分なりに一生懸命考えたことを、
太字のような「反感ことば」で意見を返されたことで、
【全否定された!】と感じてしまったのです。
もちろん普段だったら、自分の提案が通らなくても
お二人ともパニックにはならなかったでしょう。
例えば、水を満杯まで入れたコップを想像してみてください。
ぎりぎりで表面張力でこぼれないで頑張っているコップに、
あと一滴の水をいれただけで、
ドボドボーっと水がこぼれて出てしまいますね。
同じように
「ストレスに対抗して自分を保とうと頑張る力」を
ここずっと、何も言わないで耐えて、明るく振舞って、
目いっぱい使っていた上に、この「反感ことば」
我慢のコップの限界がきて、
言われた言葉以上の反応、今まで貯めてきたストレスが
一気にあふれ出てしまったのです。
あなたのご家庭はいかがでしょうか?
でもこれは、至って自然な反応。
だって、ちゃんと感情が動いている証拠です。
とにかく共感!
気持ちに寄り添いましょう
あなたが痛いときに、
「痛くない、そんなの。」と言われるのか、
「痛かったねー、あ~痛いね、それ」と言われるのか、
どちらが心がすーっと落ち着くと思いますか?
そう、気持ちに寄り添ってもらうと、
なんか痛みもやわらぐ感じがしたりします。
それは、
人は自分の感情のエネルギーにネーミングすると、
副交感神経が高まって落ち着く、
という機能があるからなのです。
ですので、
相手がどんなに「えー?」ということを言っても、
今は誰もがコップの水がギリギリまで入った状態。
あなたもそうですし、ご家族もみんなそう。
ですから、みんなが自分の感情を素直に叫んで、
それに対してご家族が、
「そうだそうだー!○○だー!」と叫ぶ。
こんなエールの交換のようなやり取りをしたほうが、
「共感ことば」でお互いの神経が落ち着くでしょう。
お姉ちゃま「もう、こんなのやだーー!」
お母さま「そうだそうだ! こんなのやだねーー!」
お父さん「山登りに行きたい!」
娘さん「そうだそうだ! 行ってスッキリしたいーー!」
こうやって一旦受け取ってあげて、
そのうえで、違う方法のご提案をする時にも、
「でも・・・」ではなくて、
「それだったら、例えば・・・」や
「それでね、私は・・・」というように
話に乗って、さらにご提案するんだけど、というような
言い方をするだけで、共感されたあとなので、
素直に考えてくれる確率が相当高くなります。
ぜひあなたのコップの水がこぼれる前に、
やってみてくださいね!
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