子育て 発達障害 心理学講座

こどもの発達障害は、おうちでは分かりにくいのです。

更新日:

親子関係コンサルタントの三浦久美子です。

私がたくさんのご家族のカウンセリングをさせて頂いている中で、

「学校の先生に発達の検査をしてきてくださいと言われたんですが、
うちの子に問題があるとは思えないんです。」

「家では全然普通に過ごしてるので、発達障害ではないと思うんです」

というご相談を受けることがよくあります。

 

今日は、その様な事例についてご紹介します。

 

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小学校3年生のAくんの場合

 

Aくんのお母様は、

長男のA君が学校の先生からいきなり
「発達の検査を受けてきてください」といわれてしまったことに困り、カウンセリングにいらっしゃいました。

 

お母様からA君の様子を聞くと、

 

普通に1人で遊んでいますし、

普通に「宿題やってしまいなさい」と言えばやりますし、

まぁ苦手な国語の漢字とかは

やってる途中にボケーっとしてしまうこともありますけれど、

でも算数は好きで、黙々と勉強していますね。

 

よく恐竜をぶつけて、ブツブツ言いながら遊んでたり、

 

そこに妹が来ると怒ってますが・・・。

 

 

担任の先生から 「どうか検査をしてきてください」と言われる意味が分からないんです。

 

とおっしゃいました。

 

-*-*-*-*-*-*-

 

おうちというのは、その子が生まれた時から

言わば「その子仕様」になっていきます。

 

よく泣く子であれば、

神経質だなぁと思いながらも

お母さんが 気分転換を促すことが当たり前になっていたり、

 

食べ物を吐く子なら、

切り方を小さくしたり、

食事の回数を増やしたり、

嫌いな食品は出さなくなったり。

 

宿題は計画を立ててやれば、

端から端まで 何があってもやる事は、

この家では当たり前になっていて、

 

それが他の子に比べるととても時間がかかっている事だとは

気付かなかったりするのです。

 

ですので、

 

おうちで困ることというのは、

宿題を覚えていないとか、

大事なお手紙をもって帰ってこないとか、

いつも忘れ物をしてしまうとか、

それでも何とかなってしまったりします。

 

だって、「おうちは彼仕様」ですから。

 

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でも、学校は違います。

 

違う環境で育った同年齢の子ども達が、

たくさんいる環境の中で、

 

しかも、

 

幼稚園、保育園では教師がたくさんいて、

目が届いていたけれど、

小学校、中学校は担任一人に子ども達が30人以上。

 

それが様々な動きをする中、

適切な指示も与えられない中、

自分で空気を読んで行動しなければならないのです。

 

先生は普段どんな指導をしていますか?

周りの子供達の雰囲気はどうですか?

普段の授業中にどんな声が飛び交っていますか?

静けさ、又はうるさい度合いはどうですか?

先生が怒るとどうなりますか?

それに対して、子供達はどうしていますか?

 

そんな中で、A君は

「どうしています?」

「どんな時に困っていますか?」

 

それをお母様が理解してあげることが大切になります。

 

こどもの発達障害は、

「発達障害という診断がつくか、つかないか」
 が問題なのではありません!

 

「その子が、楽しくのびのびと人生を生きていくには、
 どんなサポートをすればいいか?」

 

それを一緒に考えて、サポートしていく事が一番大事だと、

私は考えています(*^-^*)

 

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