突然ですが、
ピンクのパンダを想像しないでください。
今、何を思い浮かべましたか?
人間はこう言われると、
無意識に「ピンクのパンダ」を想像してしまいます。
何故なら、
脳には「否定形を理解できない」という特性があります。
もちろん意味は分かります。
しかし、
一度「ピンクのパンダ」を想像してから、
「それの否定ね」と順番に理解をしてしまうのです。
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これを日常生活に置き換えて考えてみましょう。
例えば、
「500万円する高級なツボ」をあなたは持って運ばないといけません。
「落とさないように、気を付けて運んでね!」
と言われると、いかがですか?
「落とす」ことを想像しませんでしたか?
これでは余計に危ないですよね💦
それならば、
『手でしっかり持っててね!
足元を確認しながら、ゆっくり一歩ずつ歩いてね!』
と言われた方が、
何をしたらいいのか、
何に気を付けたらいいのかが分かって
運びやすくありませんか?
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他にも、
小さな子供が階段を上がっているときに、
「落ちないように気を付けてね!」
と声をかけたことはありませんか!?
これでは、
「落ちる」ことを想像してしまって逆に危険です!!
今のあなたなら、なんと声を掛けますか?
脳が否定形を理解できないなら、何と声を掛けるのが効果的なのか。
本日のコミュニケーションから、さっそく使ってみてください!