この記事は、インターネットラジオゆめのたね放送局(東日本第一チャンネル)にて毎週月曜日8:30∼9:00に放送している『三浦くみ子のホッとるーむ』より抜粋したものです。
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自分って怒りっぽいと思いますか?
それとも、
そんなことないって思いますか?
怒らない人はいないですし、怒らないってことを目指す必要はないんです。
時には怒ることも大事です。
ただ、怒りっぽい自分って、自分でも自分が嫌になってしまったり、色んなトラブルがおきると思うんです。
脳を上手に使って、
怒りっぽい自分を、脳から変えていきましょう。
先週の放送では、
左右の手で別のもの(グー・チョキ・パー)を順番に出すという遊びで、感情、気持ちのコントロール力が高まるという話をしました。
今回も、怒りっぽい自分を変える3つの方法をお伝えします。
すぐに子どもに怒ってしまうとか、すぐにパートナーとケンカになってしまうとか、ってことはありませんか?
疲れてる、寝不足、肩こり、腰が痛い、体調が悪い など
体調が悪いときには、怒りっぽくなってしまうことが多くあります。
体調が悪いと、思考力は低下してしまいます。
そして、
感情と思考は繋がっているので、怒りや不満が出やすくなってしまうのです。
体調が悪いときに、怒りが出やすい方も多いですよね。
でも、寝込んでしまうほど体調が悪いときには、怒る気力ってなくなると思います。
怒るのには体力が必要です。
なので、無駄に体力を使わないように、怒りをコントロールしていきましょう!
①10分くらいの昼寝をする
一つ目の方法は、
気持ちがイライラしてきたら、10分だけ昼寝をしましょう。
10分だけでいいの?って感じがすると思いますが、
怒りっぽいってことに関しては、10分でじゅうぶん脳は休むんです。
イライラしていると思考がグチャグチャになってきます。
イライラの沸点に来てしまってからでは、寝ることも出来ないので、
イライラしてきたら、早めに、10分。
タイマーをかけて、机に突っ伏したりして、ちょっとだけ寝られるといいんですよね。
それだけで脳をリセットすることができます。
②考える脳を鍛える
二つ目。怒りっぽいのを変えていくには、ゲームでわざと負けるのがおススメです。
『後出しじゃんけん』がおススメです。
あいこにするか、まけるか。先に宣言してくださいね。
2人で順番にやるといいですよ。
わざと負けるのって難しくて、かなり脳を使うんです。
1人でやっても大丈夫です。タイミングをずらして、負けるように出してみてくださいね。
ほかにも、将棋や囲碁、オセロでも、わざと負けるのって難しいんですよ。
ただし、ゆっくり考えてしまうと意外と出来てしまうので、できるだけ早打ちで。
あまり考える時間を使いすぎても脳を使わなくなってしまうので、ぽんぽんと打っていくといいんです。
この負けるゲームのポイントは、
いつもと違う思考回路を使う ということなんです。
無理に感情を我慢するんではなくて、脳を使うことで怒りを回避できたらいいですよね。
いつも同じ思考回路ばかり使っていくと、いつも同じ解決策しか出なくなってしまうんです。
イライラするような嫌な状態でも、同じ解決方法しか思いつかなくなってしまいます。
でも、いつもと違う思考回路を使う練習をしていくと、日常でも色々なアイディアを使うことができるようになって、いつもは違う解決方法が思いつくかもしれません。
イライラだけじゃなくて、自分の発想が豊かになっていくんです。
③植物に話しかける
三つ目の方法は、鉢植えの花とか植木とか盆栽に向かって話しかけるんです。
観葉植物って、話しかけると良く育つって言われていますよね。
科学的に証明されているわけではないんですけど、物理的には証明されているんですよね。
植物に話しかけることで、自分の感情系の脳を刺激することになるんです。
感情が見えないものに話しかける時って、穏やかな気持ちで話しかけることができるので、穏やかに話しかける習慣がつくんですよね。、
人と話している時に、
つい感情的になってしまう方や、相手の感情に乗ってしまいやすい方も、
感情のない植物に話しかける時って、穏やかに話しかけることができると思います。
植物に話しかける時に、ケンカ腰になることって無いですよね。
「いつもきれいに咲いててくれてありがとう」「いつ咲くかな」って穏やかに話しかけると思うんですよね。
「今日はイヤなことがあってさ・・・」と愚痴を言ってしまうこともあるかと思いますが、それでも大丈夫です。
おススメの方法を考えました。
仕事終わりや、家に帰ってきたばっかりの時って、まだ脳が興奮した状態なんですよね。
スイッチがオンになっている状態なんです。
そのまま、家でゆっくりしている子どもやパートナーを見てしまうと、
自分がまだオンの状態なのに、相手がオフの状態になっているので、
その状態を見ただけでイライラしてしまうんですよね。
これは、
自分がオンで、相手がオフだから。
その状態の差でイラっとしているだけで、あなたが悪いだけでも、相手が悪いだけでも無いんです。
そのオンとオフの差で感情が高まって、どうしてもイライラをぶつけがちになる。
これはよーくあることです。
あなたはどうですか?
そんな時に、
お家に帰ってきたら、たとえば玄関とか、行きやすい場所に植物を置いておいて、
子どもやパートナーに声を掛ける前に、まず植物に優しく声を掛けることで、興奮していた脳がクールダウンするんです。
そのあとに、子どもやパートナーに声をかけることで、イライラしないですむようになります。
犬猫や、熱帯魚とかでも良いですよ。
遠回りのようですが、脳を上手に使うことで、イライラしない自分を作れる。
怒りっぽい自分にならないための方法なので、ぜひやってみてくださいね。